基礎クラス
こんな内容を学びます
ニュースの捉えどころを解説
基礎クラスでは、身の回りの出来事から重大事件まで、話題のニュースにスポットを当て、その内容をいろいろな角度から解説します。その角度で大切な点は2つです。
・あるニュースは視点を広げ、地域や国、民族や文化など特徴を考えると理解しやすくなります。
・別のニュースは、歴史をさかのぼると出来事のきっかけやその後の経過が見えてきます。
人々の損得関係が分かると、あっと驚くような発見があります。
「世の中ってそういうカラクリなんだ」
「常識の怪しさが分かって、目からウロコが落ちた」といった体験が待っています。
「要は、こういうことね」と腹落ちします。
これまでにお話ししてきたテーマ
・ 人間とは何かーヒトの進化から考える
・ 人間にとって労働とは
・ 科学って何?
・ 考え方の科学
・ 社会の捉え方
・ お金って何?
・ どうして順位は金・銀・銅?
・ シンデレラは幸せになれるか?
・ 鹿児島の農業の現状を考える
・ ワーク・ライフ・バランスは女性が活躍する社会をつくる手段になるか
・ リモートワークの未来はバラ色?
・ グローバル化と移民問題—ドイツの経験から学ぶー
関連ブログ
これらから採り上げたいテーマ
・ 円安・物価高はホントは株価上昇のため?
・ もうかるから続く原発利用のカラクリ
・ 大幅軍拡で平和は守れるかー死の商人はウクライナ戦争を利用する
・ 手塚治の『鉄腕アトム』の「青騎士」問題は、未来の人間対ロボットの予言だったのか
こんな見方や考え方が身につきます
- 自分でニュースを説明できるようになる。
- 筋道のある考えができるようになり、メディアの情報にふりまわされなくなる。
- 「常識」を鵜呑みにしないで、自分でものごとの善し悪しを判断できるようになる。
- 出来事を、原因から深く捉えられるようになる。
- 出来事の背景にある人々の損得関係を知り、出来事の善し悪しを自分自信の利害から判断できるようになる。
- 物事は変えられるというポジティブな考えを持てる。
- 世界の人々の状態に関心が持てるようになる。
- 国や民族や思想を超えて交流する大切さが実感できる。
- ニュースを知ることが楽しくなる。
- 色々なことをもっと知りたい気持ちが持てる。
こんな方におすすめします
- ニュースの内容を基礎から知りたい方
- ニュースについて色々な見方を知りたい方
- 社会についての知識を増やしたい方
- 社会問題の原因が気になる方
- 世の中のカラクリを解き明かしたいと思う方
- 情報に振り回されたくない方
- 世界の政治や経済の動向が気になる方
カリキュラム
【コース】 テーマと日時を選んで参加
【教室】 対面授業
【テキスト】 レジュメ配布
【予定】 毎月2つのテーマで開催
詳細は時間割参照
応用クラス
こんな内要を学びます
基礎クラスと応用クラス
基礎クラスでは、話題のニュースをいろいろな角度から解説し、内容を掘り下げて考えることで、ニュースを理解する力をつけてきました。
応用クラスは、ひとつひとつのニュースの意味を捉える基礎段階を卒業して、色々なニュースを深く理解するために社会自体をよく知ろうとするクラスです。
社会自体をよく知るにはどんな方法があるでしょうか。
それは、いろいろな社会現象のうしろにある法則を知るという方法です。
応用クラスでは、社会法則を学ぶことで、色々なニュースのつながりや大きな社会的背景を理解します。
社会法則を知って社会現象を理解する
社会現象のうしろには社会法則がある
「社会法則」って何でしょう?
学校の物理・化学・生物で自然法則は習ったけど、「社会の法則」には馴染みがないと思われたかもしれません。
一人の考えや行動をみると法則の存在はわかりにくい
というのも、社会はひとり一人の自由な意思や様々な動機が集まって出来ていて、そこにはそもそも客観的な法則などないように見えるからです。確かに、ひとり一人の行動を100%決定してしまうような法則はありません。
しかし人間が集まって大きな集団になると、話しは違ってきます。ひとり一人の意識には関係なく集団としての運動が生まれるからです。
市民社会の誕生と社会法則の発見
社会法則は近代の科学と産業の発達の中から発見されてきました。
これまで神の意志とかその他の神秘的なもの、わけの分から超自然的な力が作用していると考えられ、血塗られた事件が繰り返されるだけと思われた歴史のイメージは、資本主義の急速な発展で目にみえる変化として捉えられ、さらに、産業革命以降に人びとの仕事や生活が結びつき理解が深まるにつれて、人間の意識の外にある客観的な法則として理解されるようになってきました。
応用クラスの目的
応用クラスでは、そのような社会についての考え方が、封建制から資本主義への移行の際の大切な根拠となり、また、資本主義社会が生まれてからは、この新しい社会が持つ可能性と否定性とをリアルに捉えていったことを、近代の哲学や社会思想の流れとして、検討します。そして、その結果発見された社会法則とともに、資本主義社会の法則を解説します。
これまでにお話ししてきたテーマ
哲学・社会思想
・ 市民革命前の意識革命
・ 市民革命と新しい思想
・ 社会の法則の発見
・ 歴史の法則の発見
経済学
・ 働くことの意味を考える
・ 人間社会の成り立ちと運動
・ 物の値段の決まり方
・ 私たちがお金に振り回される理由
・ 資本とは何か
・ 賃金とは何か?
・ ここが変だよ、日本人―ドイツから見た日本の働き方と賃金
・ 頑張って働いても報われないのはなぜだろう
・ ブラック企業が生まれる理由
・ 経済が発展してもなぜ失業はなくならないのか
これらから採り上げたいテーマ
哲学・社会思想
・ 絶対王政の克服—哲学・経済学・社会思想の動き—
・ マルクスと青春時代
経済学
・ 価値には二つの意味がある。
・ お金の力と拝金主義
・ 私たちの資本主義社会はこういう社会
・ 過労死・過労自殺が生まれる理由
・ 戦前の日本と戦後の日本―社会構造から考えるー
・ 現代資本主義と国際紛争
こんな見方や考え方が身につきます
・ 社会法則に基づいて、ニュースをその社会的背景から深く理解できるようになる。
・ 社会について、深い疑問を出せるようになる。
・ 新聞を1面から読めるようになる。
・ ニュースの解説者の誤りや勘違いや一面性に気が付くようになる。
・ 報道番組をみるのが楽しくなる。
・ いろいろな人々の利益が自分の利益と共通していることがわかり、国境や民族、信仰や思想を超えて共通の利益を持つ者同士として、接せるようになる。
・ 社会についての論点、自分の意見を、語れるようになる。
- 社会法則に基づいて、ニュースをその社会的背景から深く理解できるようになる。
- 社会について、深い疑問を出せるようになる。
- 新聞を1面から読めるようになる。
- ニュースの解説者の誤りや勘違いや一面性に気が付くようになる。
- 報道番組をみるのが楽しくなる。
- いろいろな人々の利益が自分の利益と共通していることがわかり、国境や民族、信仰や思想を超えて共通の利益を持つ者同士として、接せるようになる。
- 社会についての論点、自分の意見を、語れるようになる。
こんな方におすすめします
- 自然や社会や人間に関する科学的な世界観を知りたい。
- 社会を基礎から理解したい。
- 歴史の法則を知りたい。
- 資本主義社会の経済法則を知りたい。
- 現在の日本や世界でおこる社会的な問題の原因を知りたい。
- 社会におこるさまざまな対立、紛争、戦争、差別、社会排除等の原因を知りたい。
- 社会の問題点を知ることで、改善の可能性と自分でもできることを考えたい。
超入門『資本論』クラス
こんな内容を学びます
カール・マルクス
マルクスの『資本論』は、この200年間で世界に最も影響を与えた本だと言われています。
この本は、私たちが暮らす資本主義社会の基本原理がまるっと理解できる、超すぐれものです。資本主義社会に生きる私たちが、自分たちの仕事や暮らしを考える上で、一度は読んでおきたい世界の名著のひとつです。
関心があるとは言え、分量も多く精読するには時間がかかるし、面白そうなら後で読むけど、とりあえず何をいっているのかを知りたい、という気持ちもありますよね。
そこで、このクラスでは、マルクスの『資本論』の概要を、マルクスという人の人となりを考えながら、こういうことをいいたかったんですよと、超分かりやすく解説したいと思います。言うなれば『資本論』のトリセツのような講義です。
もちろん、マルクスが出したメッセージは、ちゃんとお届けします。
私たちの社会の基本問題を、資本主義社会の法則を通じて解明する、マルクスの発見を追体験してみましょう。
なぜ万国の労働者が団結すべきなのか、マルクスが考えたキモの部分が分かります。
こんな方におすすめします。
- マルクスはどういう人か知りたい方。
生い立ち・青春 - 共産主義者になった理由を知りたい方。
- マルクスが発見した資本主義社会のヒミツを知りたい方。
- マルクスが主張した自由な未来社会(共産主義)を知りたい方。
カリキュラム
【コース制】
① マルクスってどんな人 —ドイツの古都トリアーとマルクスの青春—
② 若いマルクスと社会問題 —民主的ジャーナリストから共産主義者へ—
③ 資本主義社会とはどんな社会か ―資本主義社会の科学的分析—
④ 万国の労働者はなぜ団結すべきか ―社会問題の解決と未来社会の考察―
【教室】
リアル教室/リモート教室が選択できます。
関連クラス
関連するクラス
- 基礎クラス
- 応用クラス
- 『資本論』学習会